滋賀県下最大級の墓石展示場がある石材店。
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スタッフブログ

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ちょっと「西国三十三所」について勉強してみました~その34

 

 

 

 

 

10月も中旬を過ぎたというのに、今日も気温は28℃近くあります

皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です

 

前回は、「第二十九番 松尾寺」について勉強したので、

今回は「第三十番 宝厳寺」について勉強したいと思います

こちらのお寺の住所は、現在では滋賀県長浜市になっていますが、

琵琶湖に浮かぶ竹生島にあり、長浜、彦根、今津の各港より、

船でしか行くことができません

 

竹生島 宝厳寺は、神亀元年(724年)聖武天皇が、

夢枕に立った天照大神より

「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから

寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽と

なるであろう」というお告げを受け、僧 行基を勅使として

つかわし、堂塔を開基させたのが始まりとされています

その後、天皇の行幸も続き、伝教大師や弘法大師も

この島で修行されたと伝えられているそうです

また豊臣秀吉との関係も強く、繁栄したそうですが、

明治元年に発布された「神仏分離令」により、

都久夫須麻神社(竹生島神社)の本殿がお寺の本堂に

なるなどして、神社に改めよという命令がでたそうです

しかし、全国の多くの信者のおかげで、廃寺は免れ、

本堂の建物は神社に引き渡して、本堂のないまま

仮安置されていた大弁才天像は、昭和17年に再建された

現在の本堂に移転されたそうです

 

御詠歌は、

 月も日も波間に浮かぶ竹生島 船に宝をつむ心地して

御本尊は、千手千限観世音菩薩

宗派は、真言宗豊山派

 

 

 

 

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