ゴールデンウィークも終わり、5月もあと10日あまり
半袖のシャツで過ごせるくらい暑い日もあり、夏も近づいてきています
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回で「七福神」が終わり、今回は「金剛力士」について勉強したいと思います
名前に天はついていませんが、仏教の守護神として天部のメンバーです
「仁王像」と呼ばれることもあり、通常2体で1組になっていることが多く、
1つは口をひらいた「阿形(あぎょう)」像、もう1つは口をへの字にした
「吽形(うんぎょう)」像と呼ばれています
阿形は物事の始まりを意味し、人の本質を質す門を開き、
吽形は物事の終わりを意味するとされ、三業の非(身と口と意による悪い行い)を
遮り門を閉じるという説もあり、寺院の山門などに安置されることが多いそうです
様々な敵が来た時に、それらからお寺を守る役割をもっているということです
上半身は裸で、下半身には短めの裳を身につけ、全身の筋肉を隆起させ
凄まじい忿怒の形相で表現されることが多いようです