今日は朝から本降りの雨でしたが、午後からは快晴の青空になりました
なかなか発表されなかった近畿地方の梅雨入り宣言がやっとでました
明日からはまた雨の予報がでていて、やっと本格的な雨の季節に
なりそうです
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は、「第五番 葛井寺」について勉強したので、
今回は「第六番 壷阪寺」です
こちらは、奈良県高市郡高取町壷坂にあります
お寺の名前は「南法華寺」というそうですが、
大宝三年(703)に元興寺の僧、弁基上人がこの山で
修行をしていたところ、愛用の水晶の壷を坂の上の庵に
おさめ、感得した観音様のお姿を模刻してまつったのが
始まりとされているそうで、「壷阪寺」と呼ばれるように
なったそうです
御詠歌は、
岩をたて 水をたたえて 壷坂の 庭のいさごも浄土なるらん
この中の「いさご」とは何かとずっと思っていたのですが、
漢字で書くと「砂子」と書いて「いさご」と読むそうで、
意味は、「石のごく細かいもの、砂」とありました
金銀の細かい粒のことも「砂子(すなご・いさご)」と呼ぶそうで、
七夕の歌にでてくるものもそういう意味があるようです
御本尊は、 十一面千手観世音菩薩
奈良・平城京時代から「眼の佛」として広く信仰をあつめていて、
眼病平癒の観音様として有名だそうです
昔から眼の不自由な人々にとっての聖地とさてれきたそうで、
昭和36年には、日本で最初の「養護盲老人ホーム」が
お寺の敷地内に設立されたそうです
宗派は、真言宗