
6月も中旬になり、近畿地方も梅雨入りし、
またジメジメの季節がやってきました
今年は梅雨入り早々からの大雨で、この先が心配されます
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は、「第二十三番 勝尾寺」について勉強したので、
今回は「第二十四番 中山寺」について勉強したいと思います
中山寺は、兵庫県宝塚市中山寺にあります
こちらも、お寺の名前が地名になっているほど古くからあるお寺で
推古天皇時代(593~628)頃に
聖徳太子創建とされる日本最初の観音霊場とされています
奈良時代には、高野山や比叡山に匹敵する大寺院だったそうです
北摂の地に紫の雲がたなびくといわれる中山寺は、
紫雲山という山号で、真言宗中山寺派の大本山です
最初、中山寺は、第一番札所だったそうですが、花山天皇が
巡礼の旅を始めた時、道順にしたがって第二十四番になり、
それ以降は現在も第二十四番になっています
こちらのお寺は安産祈願が特に有名で、代々の皇室崇拝もあつく
全国から集まる多くの参詣者でにぎわっているそうです
創建以来、1400年余り法燈が守り続かれているそうです
御詠歌は、
野をもすぎ 里をもゆきて 中山の 寺へ参るは 後の世のため
御本尊は、十一面観世音菩薩です