
あと少しで9月も終わります
ここ滋賀県内では、今日は国スポの開会式があります
ずいぶんと過ごしやすい気候になってきましたが
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は、「第二十八番 成相寺」について勉強したので、
今回は「第二十九番 松尾寺」について勉強したいと思います
こちらのお寺は、京都府舞鶴市字松尾にあり、
京都府と福井県の県境の近くで「若狭富士」とも呼ばれている
青葉山の中腹にあります
古くから修験道の行場となっていたのですが、
慶雲年中、唐の僧、威光上人が山の二つの峯を見て、
中国にある霊山馬耳山を想起して山中に分け入ると
松の大樹の下に馬頭観音を感得し、草庵をむすばれたのが
同和元年(708)と伝えられているとても古いお寺です
その後、寺坊は65を数えるほど繁栄していたそうです
1716年までに5回も火災に見舞われましたが、
享保十五年(1730)牧野英成によって再興されたそうです
御詠歌は、
そのかみは 幾世経ぬらん 便りをば 千歳もここに 松の尾の寺
御本尊は、三十三所霊場では唯一の馬頭観音
宗派は、真言宗醍醐派