
少し、バタバタと過ごしている間に11月になりました
朝晩の冷え込みが厳しい日も増え、ストーブも必要になってきたので、
もうすでに暑さが恋しくなってきました
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は、「第三十番 宝厳寺」について勉強したので、
今回は「第三十一番 長命寺」について勉強したいと思います
こちらのお寺は、滋賀県近江八幡市にあります
808段の石段を登ると、境内からは琵琶湖が一望できます
今から約2000年前、この地を訪れた武内宿禰がこの山にあった
柳の巨木に「寿命長遠諸願成就」の文字を記し、長寿を祈願したところ
300歳以上の長寿を保ったそうです
その後、この地を聖徳太子が訪れた際に、柳の木に記された
「寿命長遠諸願成就」の文字を見つけ、夢に武内宿禰さんが現れて
柳の木で観音様を彫れというお告げを聞かれて、この地で観世音様を彫り、
お堂を建て、「長命寺」と名付けられたことが始まりとされているそうです
それが619年と推定され、それ以来、多くの参拝者で賑わってきたそうです
御詠歌は、
八千年や 柳に長き 命寺 運ぶ歩みのかざしなるらん
御本尊は、千手十一面観世音菩薩三尊一体
宗派は、単立




